英男性、ウミヘビにかまれて死亡 オーストラリア

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オーストラリアの現地警察は4日、底引き網漁船に乗っていた英国人男性がウミヘビにかまれ、その後死亡したと発表した。
23歳の男性は現地時間4日午前9時ごろ(日本時間午前8時ごろ)、オーストラリア北部の準州ノーザン・テリトリーの沿岸部で網の引き上げ作業中にウミヘビにかまれた。
グルート・アイランド島近くに停泊していた船には救急隊が呼ばれたが、男性の命を救うことはできなかった。
研究者によると、オーストラリアでウミヘビによる死亡が記録されたのは初めての可能性がある。
男性の遺体は4日、オーストラリア本島北部のボロルーラに運ばれた。ノーザン・テリトリー警察は検視を実施する予定と発表した。
英国高等弁務官事務所(英連邦加盟国に英国が置く大使館相当の在外公館)の報道官は、「我々はノーザン・テリトリーで死亡した英国人男性の家族を支援している。また、オーストラリア当局とも連絡を取っている」と述べた。

どの種のウミヘビが男性の死を引き起こしたのかについて、当局は明らかにしていない。
「悲劇的な不運」
ウミヘビは猛毒を持つが、人間との接触は限られているため、人がかまれることは比較的珍しい。
オーストラリア海洋科学研究所によると、オーストラリアには30種から70種のウミヘビが生息している。
ジェイムズ・クック大学で動物学を研究するブランシェ・ダナスターシ氏は、オーストラリアでウミヘビによる死亡記録は過去にないと考えていると述べた。
クイーンズランド大学のブライアン・フライ准教授は、今回の英男性死亡を「悲劇的に不運な事故」と説明した。
フライ氏はBBCに、「概してウミヘビは非常におだやかな動物で、実際に人間はいつもウミヘビの近くでスキューバダイビングもしている」と述べた。
「しかし底引き網漁船においては、ウミヘビは網にかかって水中から引き上げられる可能性があり、傷を負って現れたウミヘビは相手を襲おうとするかもしれない」
ダナスターシ氏は、この地域の漁業従事者はウミヘビによく遭遇すると述べた。
昨年発表された研究によると、オーストラリアでは2001年から2013年の間に、ヘビによる死者が27人出たという。












